『デンタパールw 』(三宝製薬株式会社)。 歯磨剤 使用所感。

『 デンタパールw 』 三宝製薬株式会社の薬用歯磨き。

 テレビ「マツコの知らない世界 歯ブラシの世界」で紹介されていました。

こちらの記事。『マツコの知らない世界 歯ブラシの世界 ②「歯を白くする歯磨き粉、等」紹介』から抜粋すると、

【・ 『 デンタパールw 』

 カルシウムで歯を白くする歯磨き粉の紹介。

 通常、歯は、唾液に含まれるカルシウムを取り込んで白くなっているが、
この白いカルシウムを、歯磨き粉に入れ、磨くことによって、
カルシウムが、歯の上で吸収されて白くなる。

 という歯磨き粉だそうです。

通常、カルシウムとフッ素は一緒になると固まって歯磨き粉にならないのですが、
このデンタパールwはチューブの中が二重構造になっていて、中ではカルシウムとフッ素が混ざり合わないようになっているのだそうです。

 つまり研磨や漂白ではなく、カルシウムを取り込んでホワイトニングする、歯磨き粉。
ということだと思います。】

という記事でした。

 で、

『 デンタパールw 』 三宝製薬株式会社の薬用歯磨き。

さっそく買って使ってみました。

 もうホント、なぜ試す? とも歯科衛生士さん? という感じですが(笑)

どうも、いいと言われると試してみたい気持が…。(笑)

 

 「デンタパールは、“フッ素入り歯磨き剤”とハイドロキシアパタイトの前駆物質“βーTCP入り歯磨き剤”を2重のチューブに充填し、両剤のダブル効果で歯を白くすること、歯周病や虫歯を予防すること、をめざした新しい発想の歯磨き剤です」

とのことです。

「新しい発想の歯磨き剤」と書いているのが斬新の予感ですが、

 チューブの口を覗くと、歯磨き粉を出す、チューブの口の真ん中にもう一つ小さな円の口があり、
(◎のような形状)

その小さな円の中から透明な青いジェル状の歯磨き粉が出てきて、
その円の外まわりから、白い歯磨き粉がでてくる、
(「中心」が青いジェル状の歯磨き粉、「そのまわり」を白い歯磨き粉が囲んで出てくる、金太郎あめのような状態)

なので一見、チューブの中にもう一つ、一回り小さなチューブがはいっているような感じですが、
出口の中心から出てくる、青いジェル状(フッ素)の歯磨き粉と、    
白い歯磨き粉は、
混ざると化学反応で固まってしまうため、
(カルシウムとフッ素は、混ざり合うと固まって歯磨き粉にならないため)
チューブのなかで混じり合わないように、分かれています。

そして、
歯磨き粉を出すときに、一つの口から、はじめて一緒に出てくる、という形です。

この不思議な構造で、通常一度にはできないと思われるようなワザ。

 フッ素で「歯質を強化」して虫歯予防しながら、

なんと「歯を白くする」。

という二つを実現するため。

さらに「歯周炎予防」、「口臭防止」、と通常気になる口の中の症状ほとんどに対応、ということのようです。

 このオールマイティぶりが人気の秘密?かもしれないのですが、
とにかく今までにない、削るタイプではない「ホワイトニング効果」のある歯磨きで、

フッ素による「虫歯予防」、ていねいな歯磨きによる「歯周病予防」、殺菌作用による「口臭防止効果」も注目されている歯磨き粉だそうです。
(マツコさんのテレビで取り上げられています)

 さて、使い心地ですが、

 この味がまた、いたって普通の歯磨き粉。

オーソドックスで、とても使いやすい。

全く違和感なく、普通に使いやすくつかえました。
(この効果がなくても、普通に、この歯磨き粉を買っちゃおうかな、みたいな。(笑))

 ハッカ味の、よくある?歯磨き粉の味で、
今までになく、すご~く詳しく、味のレポートを書こうと気合いを入れていた とも歯科衛生士さんとしては、
いかにもよくある王道?のハッカ味「ザ・歯磨き粉の味」すぎて、
そういう味でしたの他に書きようがない。(笑)

特徴のある味ではなく、オーソドックスなので、
すごく良い製品なのに、味がイマイチ、という感じではありません。
すごく良い製品なのに、いつもの味?の快適さで磨ける。

もともと、ハッカの歯磨き粉の味が好きではない方もいらっしゃると思いますが、
オーソドックスな味で磨け、磨いた後もスッキリ。磨きやすいです。

キレイにつるつるになり、歯ぐきもキレイになる、
今どきの、いい歯磨き粉、という感じでした。

 

 歯を白くしたり、虫歯予防をしたり、効能のメカニズムは難しいのですが、簡単に書くと、

フッ素の配合で、歯の表面のエナメル質を耐酸性のフッ素アパタイト結晶へ転換させることで「歯質を強化」、

歯の表面のエナメル質を主に構成しているハイドロキシアパタイトの前駆物質であるβ-TCP(基剤)が入っていることで、

フッ素による再石灰化作用と、β-TCP(基剤)のダブル効果によって歯の白色度を増す、

ということだそうです。

(このメカニズムを詳しく説明しなさいと言われると、高度な知識で研究されたものだとお察しするだけで、正直もはや意味不明にちかいです。(笑))
(さすが薬用!)

効果ですが、
磨いてすぐに白くなったというタイプではなく、使い続けていくうちに再石灰化が促され、白色度を増していくというタイプの歯磨き粉。
なぜ? 歯がしろいのか? というと、
通常、歯は、唾液に含まれるカルシウムを取り込んで白くなっているそうなのですが、
この歯磨き粉を使うと、もしかしたらその石灰化の際に少しずつ白くなっていく感じかもしれません。

脱色系が苦手な方にも、
より自然に普通に磨いて白色化が期待できるというタイプだと思います。

 機械で数字を出して分析したわけではないので、データーとしてはないのですが、
私も続けて磨いてみると、歯が白く、輝いていくような白さがでてきたように感じました。

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